メイン手順
【やること】
auIS01でノーマルandroid1.6と2.2のデュアルブート
boot領域 : ノーマルのandroid1.6
recovery領域 : android2.2(CM4IS01)
電源を押して普通に起動するとノーマルのandroid1.6。
「#reboot recovery」で起動すると、「CyanogenMod for IS01」(Froyo)
【本体の用意】
au IS01をメルカリとかで1000~5000円くらいのやつを買う。
起動して設定画面の「端末情報」からビルド番号を確認。
今回はビルド番号01.00.10(BB10)だったのでそれ用の手順。
(ほかのビルド番号だったら「その番号 root化 IS01」で検索して出た情報の通りにしてね。自己責任でね)
(BB12用ルート取り、その他諸々ツールが入ってる場所見付けた)
(BB13用ルート取り、どこで見付けたか忘れたけどDL済)
【用意したもの】
microSDカード
IS01root_simple.apk(IS01root_002.apkのtest版。BB10対応。mobilehackerz氏のページから一番下のtestっていうリンクより貰ってくる)
Superuser.apk(2.3.6.1)(su-2.3.6.1-cd-signed.zipの中のsystem→appから取り出す)
ES ファイルエクスプローラー
Qucik Boot4.1.apk
Android Terminal Emulator.apk
system-110927.tar(system-110927.tar.gzを解凍)
froyo_bootv3.img
prepare
modules_enabler_plus(えぬえす工房氏 modules_enabler+にprepareとmodules_enabler_plus両方入ってる)
msm_nand_ex.ko( mobilehackerz氏から、IS01 rooter ソースコード (IS01root_002proj.zip)の中にあるmsm_nand_ex.koを取り出す)
古いやつはインターネットアーカイブスから参照してます。
自己責任でお願いします。
【前準備】
SDカードをフォーマットして、「cm4is01」フォルダを作り「system-110927.tar」と「froyo_bootv3.img」を入れておく。
「/sdcard/cm4is01/system-110927.tar」こういう感じ。
マイクロSD直下に「IS01root_simple.apk」と「Android Terminal Emulator.apk」置く。
「/sdcard/IS01root_simple.apk」こういう感じ。
【root化】
IS01本体の設定からUSBデバッグの有効化がオンになってるか確認。
ES ファイルエクスプローラーで
Superuser.apk(2.3.6.1)とAndroid Terminal Emulator.apkとIS01root_simple.apkをインストール。
IS01root_simpleを起動して
Step1のボタンをタップ。続いてのStep2の初回はだいたいエラーで停まるけれどそういう仕様。
そのまま再起動せずにIS01 rooterをもう一度起動してStep2が正しく終了すると再起動を促されるが、やらない。
Superuser appの確認ダイアログがでるので、内容を確認して許可を押す。これでroot化は終了。
※BB10はどのステップでも再起動しない。ただし再起動するたびに同じ手順を繰り返しroot権限を取得する必要があります
【このタイミングでやっておく】
ES ファイルエクスプローラーをrootオプション有効設定と、ファイルシステムをマウントするの設定をオンにする。
【root化以降】
焼きこむ前に「recovery」領域をバックアップする。失敗したとき戻せるように。
Android Terminal Emulatorを開いて。
suと入力してENTERキー
Superuser リクエストが出るので許可
dd if=/dev/mtd/mtd2 of=/sdcard/mtd2.binと入力してENTERキー(10秒ほど待つ)
exitと入力してENTERキー
exitと入力してENTERキー
SDカード直下にバックアップ「mtd2.bin」ができあがっている。失くさないようにパソコンなどにコピーしておく。
【CM4IS01本体をrecovery領域に焼く。ここから失敗すると文鎮の可能性あり】
prepareとmodules_enabler_plusとmsm_nand_ex.koを本体のdataフォルダに入れる。「/data/prepare」って感じ。
Android Terminal Emulatorを開いて。
suと入力してENTERキー
cd /dataと入力してENTERキー
chmod 777 /data/preparaと入力してENTERキー
chmod 777 /data/modules_enabler_plusと入力してENTERキー
./prepareと入力してENTERキー
./modules_enabler_plusと入力してENTERキー
しばらく待つ
[Start.
Finish. Enjoy!
#
と出たら終了。
続けて
insmod /data/msm_nand_ex.koと入力してENTERキー
(終了後なんか表示された気もするけど忘れた)
続けて
suと入力してENTERキー
mkdir /data/cm4is01と入力してENTERキー
cd /data/cm4is01と入力してENTERキー
tar xf /sdcard/cm4is01/system-110927.tarと入力してENTERキー(2分ほど待つ)
mv system-110927 systemと入力してENTERキー
chown root.root /data/cm4is01/system/xbin/*と入力してENTERキー
mkdir data cacheと入力してENTERキー
flash_image recovery_wr /sdcard/cm4is01/froyo_bootv3.imgと入力してENTERキー(10秒ほど待つ)
syncと入力してENTERキー
syncと入力してENTERキー
syncと入力してENTERキー
reboot recoveryと入力してENTERキー
暗転して、rebootモードで起動する
成功したらCM4IS01が起動
Complete action usingが出たらSetup Wizardを選択(初回のみ)
※画面が左へ90度回転していたら、IS01を一旦右に90度回転させた後に元の状態に戻す。画面が消えたらMENUキーを押す。ロック画面が表示されたらMENUキーを押す。
メニューキーを押して「Settings」→「Language & keyboard「Select language」→「日本語」を選択。
設定を閉じたら再びメニューキーを押し、今度は「ADW設定」→「システム設定」→「ホームの向き」→「ランドスケープ」を選択。
【パーミッションの修正】
Android Terminal Emulatorを開いて。
suと入力してENTERキー
fix_permissionsと入力してENTERキー
(メッセージの出力が止まるまで待つ)
reboot recoveryと入力してENTERキー。再起動。
【USBを有効化する】
Android Terminal Emulatorを開いて。
suと入力してENTERキー
echo 1 > /sys/devices/platform/msm_hsusb_periphera/qxdm_enableと入力してENTERキー。
【おしまい】
今後は電源を押して普通に起動するとノーマルのandroid1.6が呼び出される。
「IS01 rooter」を起動してrootを取った後にAndroid Terminal Emulatorを起動して
suと入力してENTERキー
reboot recoveryと入力してENTERキーをすればリカバリー領域を呼び出す再起動がかかり、Android2.2が起動する。
【IS01標準のAndroid 1.6からCM4IS01(Android 2.2)を楽に起動する方法】
quickbootVersion 4.1.apkをインストールすると、「suと入力してENTERキー。reboot recoveryと入力してENTERキー」の手順が省略できる。
IS01 rooterの手順はBB10だと省略不可。連打してルート取った後reboot recoveryを起動させるとリカバリー領域を呼び出す再起動がかかり、Android2.2が起動する。
【注意事項】
デュアルブート化したIS01でオールリセット(工場出荷状態)してはいけない。
する場合はバックアップした「mtd2.bin」をrecovery領域に戻しておく必要がある。
Android1.6側で
$ su
# flash_image recovery_wr /sdcard/mtd2.bin
をすると戻せる。